ふとももめんたいこ

徒然なるままに

読書の虫になりたい日

こんにちは。
毎日暑いですね。

…ブログってどうやって始めるんだっけ😳笑
ちょっと書かずにいると忘れちゃうから、ちょっとしたことでも毎日書き続けた方がいいんだろうな。

今回のテーマはお題箱にいただいた「好きな作家さん、好きな小説」についてです。



うおーん!これは難しい!
Twitterでの回答にもあるように、恥ずかしながら今はほとんど読書習慣がないのです。

いちばん本を読んでいた時期は中学生あたりかな。
毎朝、自分で持ってきた本を読む時間があったので。
その頃よく読んでいたのは赤川次郎さんの三毛猫ホームズシリーズですね。どうして三毛猫ホームズを選んだかは覚えていないけれど、とても読みやすくてシリーズのほとんどを読み終えたはず。
あとはSMAPを好きになったのもこの頃で、中居さんが映画で主演を務めた「模倣犯」の原作本を夏休みに読みふけっていたのを覚えています。残忍な犯行が描写されていて、中学生には刺激が強かったな…。

また、数年前に諸事情によりスマホを触れなかったので、本を読んで時間を潰していました。
その中でも東野圭吾の「ゴールデンスランバー」や伊坂幸太郎の「レイクサイド」が特に印象的。



改めて考えてみると、私は映像作品の原作を手に取ることが多いんですよね。
最近読んだ本は「凪待ち」(香取慎吾さん主演映画の原作)や「リバース」(藤原竜也さんや玉森裕太くんが出演していたドラマの原作)だし。

そんな原作本好きな私の心をざわつかせた1冊を紹介します。

新潮45編集部「凶悪 -ある死刑囚の告発-」

凶悪―ある死刑囚の告発 (新潮文庫)

凶悪―ある死刑囚の告発 (新潮文庫)

これまた白石和彌監督の映画「凶悪」の原作ですね。
なぜ、この本を手に取ったかと言うと映画「凪待ち」から白石和彌監督に興味を持ち、その中で一番気になった作品が「凶悪」だったから。

ただ、あまりにも凄惨なシーンが多いらしく、なかなか映画を見る気になれなかったのです。
でも見てみたい…でも…とうじうじしていたら、どうやら原作の評判も良いみたいで、とりあえず原作から入ってみようということで読み始めました。

どんな内容かを簡単に説明すると、ある事件で逮捕され死刑が決まったあるヤクザが警察も知らない余罪を新潮45編集部の記者に話し、その記者の取材から余罪が世に知られ、その主犯格が捕まる…というノンフィクション作品です。

淡々と取材内容が書かれているのですが、あまりに惨いものなので、読む人を選ぶ作品だと思います。

いくつもの殺人が誰も知らないところで行われ、そのまま月日が経っている恐ろしさよ。
その死刑囚が事件について話さなかったら、主犯格の人間はきっと今ものうのうと生きていたのだと考えると身震いしてしまう。

フィクションだったらよかったのに、と読みながら何度も思ったけれど、全て実際に起こった事件なんだよな。
しかも、死刑囚の生まれや逮捕されるきっかけとなった事件の場所が私の生まれ故郷にほど近いところという…。

凶悪はきっと自分のすぐそばに潜んでいるのだろう。
そして、自分自身の中にも気付かぬ「凶悪」な部分が隠れているのかもしれない。そう思わせてくれる作品です。
映画だとその感覚がより鮮明に描かれているみたい。
やっぱり映像作品も見てみたい…!心身ともに元気なときにでも意を決して見てみようかな。




…とこんな感じです。
興味を持った本にぽんぽん手を出していくスタイルなので、好きな作家さんについては今回言及しませんでした。これからもっとたくさん本を読んで、好きな作家さんに出会えたらいいな。

お題箱に今回の内容を送ってくれた方、改めてありがとうございました🙇‍♀️💕
おかげさまで久々に読書に目覚めそうな予感です!

何かおすすめな本があればぜひ教えてください📖📕

ではでは〜。